骨髄異形成症候群の治療ではどのような副作用がありますか?
がん治療では行われる治療によって、さまざまな副作用が起こる可能性があります。自覚症状のあるもの、ご自身では気づかないものなどがあり、副作用を確認するために注意深い観察が行われます。
起こりうる副作用に対する予防や、発生した副作用に対する治療(支持療法)がありますので、治療を受けて気になる症状などが起きた場合は医師や看護師に相談してください。
輸血療法
一定量以上の赤血球輸血によって鉄過剰状態になってしまう場合があります。その際は「鉄キレート療法」を行い、体内から過剰な鉄を排出させます1)。
サイトカイン療法
サイトカイン療法はお薬によって作用する血液細胞が異なるため、発生する副作用は薬剤によって異なります。
発熱や倦怠感、血栓症などが起こる場合があります6,7)。
免疫抑制薬・免疫調節薬
免疫の働きを抑制するため、感染症にかかりやすくなるなどの副作用があります8)。
お薬によっては女性への投与を控えることがあります3,9)。
造血幹細胞移植
造血幹細胞移植では前処置として抗がん剤などを用いるため、使用するお薬に応じて様々な副作用があらわれる場合があります。また、移植後も感染症が起こりやすいので注意が必要です。同種造血幹細胞移植の場合、ドナーの細胞が患者さんの身体を攻撃する移植片対宿主病(GVHD)や、移植後3ヵ月以上経過してからも不整脈や心不全、甲状腺機能低下、骨粗鬆症などさまざまな合併症があらわれる場合があります5)。
脱メチル化薬
脱メチル化薬は、使用する量によって抗がん剤のように攻撃する作用を発揮します6)。
主な副作用として骨髄抑制や腎機能障害などがあらわれる場合があります9)。
化学療法
抗がん剤はDNA合成を阻害する作用を持ち、細胞の分裂に影響を与えるため、がん細胞だけではなく正常な細胞にも影響を及ぼします10)。
化学療法の副作用にはさまざまな種類があり、自覚症状を伴う吐き気・嘔吐など、自覚症状を伴わない骨髄抑制(好中球減少、血小板減少)などがあらわれる場合があります8)。
副作用に関しては、副作用の対処法のページもご参照ください。